【「非認知能力」の育て方】を読んで思ったこと。

アワジです。

私は5歳の男の子の親なので、子育てに興味があります。

なので、子育て関係の本も結構読むんです。

最近読んで興味深かったのがこの「非認知能力」の育て方という本です。

お子さんがアメリカですごい大学に入学したり、スポーツもバンバンこなす才色兼備なお嬢さんだそうです。

けど、お受験ママみたくとにかく勉強しろぉ!!ではないんです。

気になりませんか?(笑)

 

この本を読んで色々と興味深かった部分や、思ったことをお伝えさせていただきます。

本を読むと、著者の方が家族を本当に大事にされている方だなぁというのが伝わってきます。

色々勉強になりました。

 

非認知能力とは?

まず、非認知能力とは何でしょう?

認知=めてると書きます。

意味としては、目の前にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のことをいいます。意識と同義に用いられることもあります。

分かりますかね?

言い方が難しいですが、要は『物事をはっきりと知ること』です。

向こうにある赤いものはポストだな、空から雨が降ってきたな、ここには3個あるな、とかです。

 

そして、認知能力(認知機能)は言葉の通り「認知する能力」を指しています。

理解、判断、論理などの知的機能を指し、難しく言うと五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)、前庭感覚(平衡感覚)、固有受容覚(手足の位置を感じる感覚)などの「感覚」を受容していく機能と定義されています。

シンプルに言うと記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断などのIQ的な能力を指します。

 

じゃあ、「非」認知とは何でしょう?

認知しないってことはそれが何であるかを判断、解釈できない状態?

認知しない能力ってどういうこと?と私は最初思いました。

けど、この本を読んだりして分かったのは難しく考えすぎてたんですね。

要は、認知できない→数字で評価できない能力という感じの意味になります。

 

 

認知能力→記憶や計算などIQ能力

非認知能力→IQでは測れない能力

 

 

といった感じになります。

 

非認知能力の種類

非認知能力とは認知されない、IQなどでは測れない能力という意味だと分かりました。

どんな能力があるのでしょうか?

 

・目標に向かって頑張る力

・周囲の人たちとのコミュニケーション能力

・自分の感情のコントロール力

・自己肯定感

 

などが非認知能力といわれています。

 

どれも“かなり”大事ですよね?

私は、どれも“かなり”低い自信があります(笑)

何の自慢にもなりませんが^^;

 

一昔前まで(今も?)詰め込み教育で、知識偏重の教育がされていました。

けど、学級崩壊やいじめ、会社に入っても辛くてすぐに辞めちゃう若者たちを見て、知識だけあってもダメだよねって風潮になってきています。

※当然ですが知識は本当に大事です!

ここでいう知識は受験やテストのためだけの知識といニュアンスです。

 

よく本を読んだり、勉強されている方なんかだと『レジリエンス』なんて言葉を聞いたことがあるかもしれません。

意味は、自分がヤバイ状況でも適応することができる個人の能力みたいな意味になります。

 

色々とありますよね?ヤバい状況。

仕事や人間関係、健康問題、お金の問題とか様々なヤバい状況が人それぞれあって、その問題から与えられるストレスに対して、どれだけ耐えられるかの能力を指します。

「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などと訳されます。

 

そうです、レジリエンスも非認知能力なんです。

そして、今回紹介するこの本では非認知能力をいかに育てるか?というテーマになります。

 

 

家庭で「非認知能力」を伸ばす方法

非認知能力が必要な能力ということは分かりました。

じゃあそれはどうやって育てていけばいいのでしょうか?

著者のボーク重子さんは、下記の3点を特に意識したそうです。

 

非認知能力を家庭で伸ばす3つの方法

①家庭のルール作り

②豊かな対話とコミュニケーション

③思う存分遊ばせる

 

いかがでしょうか?

思ったより簡単そうじゃないですか?

一つづつ見ていきますね。

 

①家庭のルール作り

家庭のルール作りって何でしょう?

シンプルです。

家庭の中で「約束事」を決めましょうってことです。

・ウソをついちゃだめですよ

・朝起きたらおはようといいましょう

・帰ってきたら手を洗いましょう

など、各家庭で大事な約束をルールとして明確にしましょうということです。

 

日本人によくあるのが、「言わなくてもわかるだろう!」みたいなやつです。

「察しろ!」みたいな。

いやいや、分かんねーからと(笑)

 

この家庭でのルール作りをすることで何を子供に伝えたいかというと、

『世の中にはルールがあることを教え、守らせる』

ということなんです。

国には憲法や法律があって、会社にも規定などルールがあります。

子供のうちからそういうルールや約束を認識し守ることで、「非認知能力」が身に付きやすくなるんですね。

 

なあなあにせず明確にするというのは、会社や様々な組織でも大事なことですよね。

かといって誰も覚えてない企業理念とかではなくて(笑)

 

②豊かな対話とコミュニケーション

そして、とにかく子供と話します。

あいさつはもちろん、日々何を考えているのかを「質問」をしながら聞いていきます。

こちらから一方的に話すのではなく、子供”に”話をさせるんです。

ここで大事なのが「対話」をするというところで、ただ「会話」をするのではありません。

 

対話と会話の違い分かりますか?

会話:二人または数人が、互いに話したり聞いたりして、共通の話を進めること。また、その話。「 -を交わす」

対話:双方向かい合って話をすること。また、その話。比喩的にも用いる。「 -しようと努める」

ただ言葉の羅列を行き来させるだけではありません。

体が向かい合っていれば良いというわけではなくて、気持ち的にちゃんと相手に向いているかを重要視しています。

 

そもそも対話の目的がお互いを理解する為であり、本音と本音の話し合いをする事なんです。

相手の話を聞くのもこちらの話を伝えるのも信頼関係を築く為のコミュニケーションなんですね。

 

この対話とコミュニケーションにも当然目的があります。

それは、『表現する力と自信を養うため』なんです。

自分は何をどのように考えているのか、相手に自分の気持ちをどう説明すればうまく伝わるか?

全部これも非認知能力を育てるためなんですね。

 

③思う存分遊ばせる

これを最初に見たとき「えっ」と思いました。

今は受験をかなり低い年齢の時からやってるじゃないですか?

中学受験は当たり前で、小学校、早い人だと幼稚園から。

 

そういうお受験モードの子供達は遊ぶ暇なんてなくね?と思ったんです。

けど違うんですね。

遊ばせるんです、思う存分。

その結果、他の子供たちとのコミュニケーションを通して「非認知能力」が伸びていくんです。

 

著者の住むアメリカでは、よく遊んだ子ほど一流大学に入学したそうです。

もちろん一流大学に入ることだけがゴールではないですけどね。

プリント一枚多く解かせることより、他の子との遊びを優先させるっていいなと思いました。

 

印象的だったのは、著者の方はお子さんに「勉強しなさい!」なんて言ったことないそうです。

自分で必要だから勉強する!という方向にコミュニケーションを通して持っていくんですね。

ただ、著者はコーチでもあるあるそうなので、その辺うまそうですよね(笑)

 

非認知能力のメリット

では、あらためて非認知能力を身につけることでどんなメリットがあるのかを見ていきたいと思います。

著者は言います。

「非認知能力」を鍛えて、「心が強い子」になれば、自分を信じて挑戦できるようになります。

その子の人生にポジティブなサイクルができるのです。

そうですよね。

どんなに受験勉強が得意で、テストでいい点を取れるようになっても心が弱かったらそれまでです。

誰にでも必ず失敗はあります。

必ずです。

 

その時に、シュンとなってもう挑戦できなくなるのか、あきらめずにチャレンジしていくのか。

大きな違いです。

ブログでずっと収益が上がらず、読者も全然集まらず、いつまでたっても自己満足ブログだったら、

俺のレジリエンス力で耐えられるだろうか?(笑)

 

あきらめないで続ける、とりあえずこれは「スキル」のようですね。

しかも、家庭で身に付けられるスキルのようです。

だったら身につけさせてあげましょう!

 

ほんのちょっとのお金を残すよりも何百倍も大事かもしれません。

もちろんお金も大事ですけどね。

 

 

効果的な家庭のルールの作り方

ルールが大事なのは分かった、けどどうやってルールを作ればいいのでしょうか?

私は思いました。

だって、急に息子に向かって「明日から◎◎◎しろよぉ。ルールだから」といったところで言うこと聞きますかね?

 

そのルールや家庭にもよりますが、ほとんどのお子さんがすんなりとは聞かないと思います。

ここでも著者の方からルール作りのアドバイスがありました。

 

①たくさんのルールを作りすぎない

②ルールの内容が年齢相応になっている

③ルールを決める話し合いに、子供も参加させる

 

私はこの3つかなり納得感がありました。

子供のための家庭のルールですからね、たくさんあっても困ります、複雑でも分かりません。

そして何より一緒にルールを決めることで押し付けになりません。

 

誰だって一方的に頭ごなしに言われたら面白くありません。

けど、一緒に作ることで自分も家族の一員と認められた気持ちになりますよね。

まさに民主主義です♪

 

ルール作りにおいて必要なもの

まず必要なものはこれまた3つです。

ルールを作るうえでこの3つを一つずつ作るとすんなりいきます。

上から順番に作ってみてください。

 

・家族の目標

・DOルール(やること)

・DON‘Tルール(やらないこと)

まずは「家族の目標」です。

家族はどうあるべきか? どうだったらイヤか? 大切なことは何か?

正解はありませんが、例えば

・いつまでも家族みんな仲良しでいる

・心身ともに健康である

・誰にでも優しくする

などの目標を立てたとします。

 

そしたら次はその目標を達成するために、やることとやらないことを決めます。

大人の目標設定や計画作りと同じですよね。

目標達成のために、

DOルール(すること)

・朝と夜の挨拶を必ずする

・食事の用意を手伝う

・おもちゃは自分で片付ける

・お菓子は食べ過ぎない(お母さんが出してくれた分だけで我慢)

 

DON‘Tルール(しないこと)

・イライラしても大声を出さない

・嘘をつかない

・決められた時間以上ゲームをしない

・宿題が終わる前には遊ばない

 

などなど、このルール作りはある程度の型はありますが正解はありません!

こうしなければいけない!なんてことはないので、お子さんと楽しみながら作っていけばいいと思います。

あくまでも家族みんながずっと幸せでいるという大きな目標を達成するのが目的ですからね。

 

 

子供が変わる会話のポイント

お子さんとの会話の時間はいつもしっかり取れていますか?

特に父親ですが、お子さんの年齢や、ご自身のお仕事の状況などであまり取れていない方もいるかと思います。

今回の書籍は小さなお子さん(10歳くらいまで)がいる方を対象にしていますが、このポイントはある程度大きなお子さんはもちろん、大人同士でも使えるのはと思います。

 

さすがコーチと思わされました。

そのポイントというのは、

イエス、ノーで答えられない質問をする

です。

 

先ほど『対話』が重要だとお伝えしました。

対話とコミュニケーションにも当然目的があって、『表現する力と自信を養うため』なんですと。

それを考えると分かりますよね。

 

下記の質問を比べてみてください。

アワジ
金髪ちゃん、今日は学校楽しかった?
金髪ちゃん
うん

 

「うん」で終わってしまいます(笑)

けど間違いじゃありません。

楽しかったか?と聞かれたので、楽しかったイエスと答えました。

正解です。

 

けど、これでは表現力なんて身につきませんよね。

そこでイエス、ノーで答えられない質問が大事になってきます。

アワジ
金髪ちゃん、今日は学校でどんな楽しいことがあった?
金髪ちゃん
みんなでお外に行って、お花の絵を描いたのがすごく気持ちよくて楽しかった♪ 

 

全然違いますよね?

質問としては学校で楽しかったのか、うまくやれているのかを聞いています。

最初の質問はうんの2文字でしたが、次の質問では自分の気持ちと行動を34文字で答えていますから(笑)

 

イエス、ノーで答えられない質問をすることで、子供が自分で考えて答えを見つけられる癖が身に付くんですね。

これは大人になったときに大いに役に立ちますよ。

答えがあると思って答えが無いなんてこと世の中多いですからね。

 

自分の頭で考えて、自分で答えを出す。

問題解決能力を身につけるってことですね。

 

 

イライラの弊害

まだまだお伝えしたいことがあるのですが、最後に衝撃的なことをひとつだけお伝えします。

これは皆さん本当に肝に銘じてください。

もちろん、私も肝に銘じます。

 

それは何か?

著者は言います。

親に怒鳴られて育った子供は、ティーエイジャーになる頃にはさらに親の言うことを聞かなくなるという調査結果もあります。

 

そうなんです、怒鳴るともっと言うことを聞かなくなるんです。。。

いや、分かってます。

怒鳴るほうにも言い分があることも、必要があって怒鳴っているんだということも。

ただ、これは調査結果なので著者の主観で言っているんではないんです。

 

ピッツバーグ大学とミシガン大学の研究チームが976世帯の家庭を2年間聞き取り調査をしました。

そして分かったのは、

子供が親から怒鳴りつけるしつけを継続的に受けた場合、鬱病の症状を示す確立が増加したんです。

さらに、怒りや攻撃性が強くなり破壊行為違法行為などに及ぶ問題行動も多く見られた。

 

どうですか?

それでもまだ子供を怒鳴りつけますか?

 

確かに怒鳴りつけることでその時は静かになるかもしれません。

けど、大きくなったときに鬱病になったり、攻撃性が増したり、破壊行為に違法行為、、、イヤすぎます。

絶対にこうなってからあらためて教育するほうが大変ですよ!!

 

私も親なので子育てが大変なのは分かるつもりです。

なかなか言うことを聞いてくれません。

けど、

けど、

怒鳴らないほうが得じゃありません?

損得の問題じゃないかもしれませんが、子供にとっても自分たち親にとっても怒鳴ることはデメリットが多すぎます。

 

もちろんケースバイケースで命の危険が及ぶような重要なことなんかは大きな声で伝えないといけません。

車が通っている道を飛び出そうとしたりとか。

けど、そうでないことであれば怒鳴らず忍耐強くいきましょう。

お互いに(笑)

 

怒鳴りたくなったら言い聞かせましょう、

『怒鳴ったらこの子は鬱病になってしまう』

『怒鳴ったらこの子は暴力マシーンになってしまう』

『怒鳴ったらこの子はや○ざになってしまう』

最後のは極端かもしれませんが(笑)

 

まさに北風と太陽ですよね。

コートを脱がそうと思ったら風をビューとやってもダメなんです。

脱ぎたくなるようにあったかくしてやれば勝手に脱ぐんです。

 

誰かが言ってましたが、子育ては自分育てだと。

子供のためにも自分が成長しなければいけないんですね。

このブログ記事が少しでもお役に立てば幸いです。

 

 

まだまだいろいろなことが書かれています。

興味がある方はぜひ手にとって見てください。

 

 

まとめ

認知能力→記憶や計算などIQ能力
非認知能力→IQでは測れない能力

・非認知能力を家庭で伸ばす3つの方法
①家庭のルール作り
②豊かな対話とコミュニケーション
③思う存分遊ばせる

・効果的なルールの作り方
①たくさんのルールを作りすぎない
②ルールの内容が年齢相応になっている
③ルールを決める話し合いに、子供も参加させる

・イエス、ノーで答えられない質問をする

・怒鳴らない、デメリットが多すぎる

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