お金があれば幸せになれるのか?幸せな人生をお送りたい人への21章

アワジです。

あなたは幸せになりたいですか?

私はなりたいです。

ってか間違いなく今幸せなので、それをさらに高めたいなと思っています。

そのあたりをブログのタイトルこめているので、詳しくはこちらをご覧ください。

 

私は幸福の最大化をしたいと思っていて、このブログもその一環です。

世の中の人みんなが金持ちにはなれなくても、みんながそれぞれの幸せをつかみ最大化できればいいなと思っています。

 

ところで、あなたはタイトルにもあります「お金」と「幸せ」についてはどう思われますか?

お金があれば幸せになれると思いますか?

 

まあ、こう聞くとほとんどの方が

「いや、お金が全てじゃない」

「本当に大事なものはお金では買えない」

とか言うと思います。

 

私もそう思いますし、今回紹介する本でもお金が全てとはもちろん言ってません。

「じゃあ何が大事なの?」

「どうすれば人は幸せになれるの?」

という話になります。

 

特に大きな問題はないよという方が多いかもしれません。

けど、何となく先の将来に不安がある…という方には大きなヒントになると思います。

アリストテレスやブッダ等、古今東西の哲学者達はどんな答えを導き出したのか気になるところです。

 

書籍の紹介

今回の記事では、こちらの書籍を紹介させていただきます。

290ページとそこまでぶ厚い本とかではないのですが、深いです。

過去の偉大な哲学者の方の格言や教えを、現代の哲学者が読み解くという形です。

もちろん全部ではないですが、いくつかの重要なところをピックアップさせていただきます。

幸せは遺伝する?

年齢は関係ある?

他人に伝染する? 運次第?

いったい、どうすれば幸せになれる???

難問に挑んだ古今東西の哲学者たちは、どんな答えを導き出したんでしょうね~。

幸せを引き寄せるヒントが必ずみつかります、時空を超えた思考鍛錬の旅をどうぞ♪

 

【目次】

プロローグ

1 .幸福とは、自分の人生を愛せるということ
2 .アリストテレス、エピクロスとともに喜びの園へ
3 .自分の人生に意味を与える

4 .ヴォルテールと幸せな愚者
5 .人は皆、幸せになることを望んでいるのか
6 .「幸福はこの世のものではない」と説いた偉人たち

7 .本性に従って自分らしく生きる
8 .幸・不幸は持って生まれた性格や感性で決まるのか
9 .お金があれば幸せになれるのか

10 .幸福感を左右する脳内物質と遺伝子
11 .今この瞬間に集中し、そして自由に夢想する
12 .人は自分が思っているような人間になる

13 .幸福度と年齢の相関関係
14 .他者の存在なくして幸福はありえない
15 .幸せは伝染するものである

16 .個人の幸福と集団の幸福は切り離せない
17 .幸福の追求は不幸をもたらすのか
18 .絶えざる苦悩の合間のつかの間の幸せ

19 .ブッダとエピクテトスの微笑み(幸福への第一の道―欲望の転換)
20 .モンテーニュと荘子の笑い(幸福への第二の道―自然の流れに逆らわずに生きる)
21 .スピノザとアナンダマイ・マーの至福(幸福への第三の道―喜びに満ちた自己解放)

原註
訳者あとがき

 

プロローグ

まず著者は今回の書籍を書くにあたって、1つのテーマを掲げています。

それは、「哲学の旅に誘いたい」ということです。

哲学とは本来、より良く生きるためによく考えることを学ばせるもの、その習慣を身につけさせるものです。

これから読むことをあなたなりにきちんと「自分の頭で考える」ことが大事です。

文字を目で追うだけだとなんの意味もありませんから。

 

 

「愚かであり、利己主義であり、健康であること、それが幸福になるために必要な三つの条件である。」:フロベール

「幸せな人生はもっぱら個人の人生に依拠する」:ショーペンハウアー

「幸せになれるかどうかは、社会的・経済的状況次第だ」:マルクス

サラッと書いてる上記のような格言をほかにもいくつか載せています。

「どういう意味?」

「自分の場合はどうなる?」

「それって違うくね?」

と考えながら、突っ込みながら読んでみてくださいね。

 

1 .幸福とは、自分の人生を愛せるということ

この章の冒頭で著者からの質問がありました。

考えてみてください。

「自分が幸せを感じるのはどういう時か?」

世間一般の幸せではなく、【あなたの幸せ】は何かを問うています。

 

 

・家族の笑顔

・仕事が上手くいき感謝される

・面白い本など、知的好奇心が満たされている時

・美味しいご飯を食べている時

何でも構いません。

ちょっと考えてみてください。

できれば書き出してみるといいかもしれません。

 

なぜ自分の幸せを考えるかと言うと、幸福とは一時的な感情ではなく、

「ある程度の期間にわたって総合的に見た心の状態」

だからなんです。

自分の幸福を自覚することで、幸福を感じる時間やその為の環境を伸ばすことができます。

 

問題や起きて欲しくないことにばかり目がいってませんか?

こんな状態は嫌だ、何としても避けたい!という事をただイヤダ~!イヤダ~!イヤダ~!と考えててもなんの意味もないんです。

逆に引き寄せてしまうんですね。

 

著者は言います。

満ち足りた自分の状態を自覚する事が幸福感の増大につながると。

そして端的にいうと、

幸福とは「自分の人生を愛せること」なんです。

 

まずは何が自分の幸福かを認識する事からですね。

 

 

2 .アリストテレス、エピクロスとともに喜びの園へ

この章では、アリストテレス、エピクロスを主軸に置いています。

二人とも有名な哲学者さんです。

 

アリストテレスは言います。

「幸福の追求は、例外なく喜びの追求である」

どうでしょう、幸福とは喜びのことですか?

 

もちろん、嬉しい、楽しい、面白いといったポジティブな出来事を通して【喜び】の感情も得られます。

けど、肉体的な楽しさ、欲望などだけを追い求めると、いっときのプラスの感情もすぐにネガティブなものになってしまいそうです。

 

あとから説明されてました。

喜びを追い求めていいんだけど、幸福の源である【徳】にかなった生き方をしましょうねと。

【徳】にかなったうえで喜びを追い求めると、幸福になりますよと。

なんか分かってきましたね。

 

徳とは何か?

wikiにはこう書いています。

徳は、人間の持つ気質や能力に、社会性道徳性が発揮されたものである。

徳は卓越性、有能性で、それを所持する人がそのことによって特記されるものである。人間に備わって初めて、徳は善き特質となる。人間にとって徳とは均整のとれた精神の在り方を指すものである。これは天分、社会的経験や道徳的訓練によって獲得し、善き人間の特質となる。徳を備えた人間は他の人間からの信頼や尊敬を獲得しながら、人間関係の構築や組織の運営を進めることができる。徳は人間性を構成する多様な精神要素から成り立っており、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などが個々の徳目と位置付けることができる。

 

難しいですね(^◇^;)

ただ、何となく徳があると言われる人って、世の中に対していい影響をすごく与えている人というイメージがあります。

宗教家、企業家、アーティスト、特定の職業というより、徳がある人特有の雰囲気と言うか。

 

要は、誰かに感謝されることを楽しみながら追求しまくると、それが自分の喜びとなり幸福にも繋がるといったところでしょうか。

 

3 .自分の人生に意味を与える

自分らしい人生を築くためには何が必要だと思いますか?

ほんの少しでも考えてみてくださいね。

 

著者は言います。

 

まず進むべき道を見つけ、目指すべき目的と方向性を定め、そしてそこに意味を与える事が不可欠である。

 

深いですね。

・進むべき道

・目指すべき目的と方向性

・意味を与える

 

目的が大事ですよなんてのはよく言われますし、全くその通りだと思います。

最後の「意味を与える」というのがプラスアルファで重要だったんですね。

ただ、この意味というのも主観で全く構いません。

「自分は意味があることをやっているな」と思えればいいんですね。

どこに行くのかも大事だけど、どんなプロセスを経て行くのかがもっと大事だということですね。

 

4 .ヴォルテールと幸せな愚者

幸せな愚者という言葉が出てきていました。

幸せな、【愚者(ぐしゃ)です。

読んで字の如しで、幸せなんだけど愚かな人。

 

どういう意味なんでしょうか?

書籍の中で高名な賢者がありました。

彼は頭のいい人だったんですが、世の中の色々な大きな悩みに解決策を出せず悩み不幸を感じていたんです。

なんて俺はダメなやつなだぁ~みたいな。

 

そうかと思えば、隣に住む無学な女性は何も考えず日々楽しそうに生きています。

ある人が賢者に「そんなに悩んでばかりいるよりも、隣の女性のように楽しく生きたら?」と聞きました。

賢者は答えます。

「果たして私はああいう幸せを望んでいるのだろうか?」

望んでいるのであれば、隣の女性のように何も考えず日々楽しく生きたらいいんです。

けど、賢者は世の中の問題を解決したい!と思っているのであり、解決するために悩まなければいけないんですね。

どちらが正解とかではありません。

 

ここで著者が幸福の定義をしています。

「幸福とは、真実に立脚した意味のある人生において、総合的かつ持続的に満ち足りた状態を自覚することだ」

確かになぁ、自分が意味があると思える日々を送り、トータルで満足感を得ていたらそれは幸せでしょうね。

けど、個人的には【意味のある人生】というのも人様々なので、簡単には定義ができないかなぁと思ったりします。

 

やはりここでも最初の問いが大事になってくるんですね、

「自分が幸せを感じるのはどういう時か?」

これが明確であれば、それを感じるときは意味があるはずですから。

 

5 .人は皆、幸せになることを望んでいるのか

フランスの哲学者パスカルは言います。

【それ(幸福)は、あらゆる人間のあらゆる動機であり、首をくくって死のうとする人たちでさえ例外ではない。】

個人的に今まで不幸になりたい!と思ったことはありません。

今よりもっと◎◎が欲しい、こうなりたい、ここに行きたい、満足感を得たい、と不幸とはま逆の状態になりたいと考えていました。

 

著者は言います。

「誰もが幸福を求めているが、それを意識的に追求しているとは限らない」

そうなんですよねぇ。

 

「会社を辞めたい」

「もっとお金が欲しい」

「彼女が欲しい」

「もっとやせて筋肉ムキムキになりたい」

 

とか言う割にはお金を稼ごうともせず、出会いを増やそうともしない人がいます。

まさにこういうことだと思います。

 

著者は言います。

「より完全な幸福の追求には、各人の『知性』『意志の力』が求められる」

その通りですよね。

「◎◎のようになりたい!!」

と思っても、その状態になるために

「どうやるか」=知性

「やり続けられるか」=意志の力

これがないとダメだということですよね。

かなり納得感があります。

 

「やり方」をどんなに集めても、それを「やり続けなければ」ダメ。

「間違ったやり方」を「いくら続けても」ダメ

幸福=知性+意志の力

これは紛れも無い事実ということですね。

 

 

7 .本性に従って自分らしく生きる

「最大の幸福とはその人の人間性である」:ゲーテ

これはどういう意味かというと、たくさんのお金や羨ましがられる仕事、高級車やタワーマンション、美人やイケメン、そういう外的なものよりももっと大事なものがあると言っています。

・自分の感性を豊かにする事

・自分の個性を知って伸ばすこと

・自分の才能やセンスを磨くこと

こういったことに注力することのほうが大事ですよといっています。

上記のような「感性」「個性」「才能、センス」を磨くことで与えられた人生と世界を心から楽しめるようになるんですね。

 

同じオモチャを与えられてすぐ飽きてしまう子供と、いつまでも楽しめる子供、どちらが幸福か?

言うまでも無いですよね。

隣の青い芝生を見ながら愚痴と嫉妬に駆られた人生なんてウ◎コみたいなもんだと思います(笑)

 

ただし、『妥協』ではないですからね!!

与えられたものを、「はあ~これか。。。」と選ぶのではなく、「おっこれは!」と思いながら選ぶんです!

ちょっとした違いですが大きな違いかなと思います。

8.幸不幸は持って生まれた性格や感性で決まるのか

先の【7本性に従って自分らしく生きる】にどこか似ているテーマですね。

ここでは大事なポイントをひとつだけお伝えします!

幸せになれるかどうかは、その人がどんな人間であるかにかかっている:ショーペンハウアー

これは事実だということです。

 

同じ出来事、同じもの、同じ環境であったとしても、幸せを感じるかどうかは

”あなた次第”なんです!!

 

それを証明するかのように、アメリカでは幸福に関しての多くの研究がされてきています。

それらの多くの研究をまとめると、以下の3点にまとめられました。

 

幸福に関しての研究3つの要点

①幸せになりやすい(不幸になりやすい)遺伝的素質が存在する

外的条件(居住地、経済状況など)は、人間の幸不幸に若干の影響を及ぼす

自分の物の見方、考え方及び信念を修正することで、人は幸せになることができる

 

 

いかがでしょうか?

カリフォルニア大学の心理学教授、ソニア・リュボミアスキーが明らかにしたところによると、人間の幸福を決める要因は以下の内訳のようです。

・50%:遺伝的要因

・10%:生活環境や外的条件

・40%:個人の努力で変わる部分

 

『えー、遺伝で50%も決まっちゃうのであれば、もう俺ダメじゃん!!!!!』

と思った方はいますか?

私最初少しだけ思いました(笑)

だって遺伝で決まるということは、もう変えよう無いじゃないですか。

遺伝子を書き換えるわけには行かないでしょうから。

 

けどですね、逆でした。

『自分の努力の部分が40%もあるじゃん!!』

だったんですね。

それにプラス住む場所や人間関係など、外的要因や環境も自分次第でいくらでもどうにでもなります!!

江戸時代のように自分の住む場所を離れられない時代とか、奴隷制の時代に奴隷として生まれてしまったらなかなか変えられないかもですが、今はそうじゃありません!!

 

誰もで幸せになれるんですね♪

幸せになれるかどうかは、その人がどんな人間であるかにかかっています。

あなたは今どんな人間で、これからどんな人間になりたいですか?

 

9 .お金があれば幸せになれるのか

今回の本の主題ですね。

ちなみに、この本の目次は1から21まであります。

まだ半分にもいってません(笑)

 

 

このタイトル「お金があれば幸せになれるのか」に対する答えはもう今までに出ていますよね?

お金とかの外的要因だけでは幸せが決まらない、もっと大事なのは遺伝的要因や、自分の物の見方や考え方だと。

セネカは言っています。

自分より幸せな人をねたましく思う限り、君はけっして幸せになれない:セネカ

ちなみにセネカはローマ帝国の政治家、哲学者です。

 

お金は大事ですよ。

色々な選択肢を増やしてくれますし、多くの不幸を避ける手伝いをしくれます。

商品、サービス、様々なものに変えられる便利なツールですよね。

 

けど、お金がある=幸福】ではないんですね。

このあたりも研究されていて、アメリカの経済学者リチャード・イースタンが論文で発表しています。

1945年から1970年までの25年で、アメリカの一人当たりの国民総所得60%も跳ね上がったんです。

けど、アンケートをして「とても幸せだ」と答えた人の割合が、まったく変わらなかったんです!

 

60%の所得が増えたら結構違いますよ。

年収500万→800万、

年収1000万→1600万ですから。

 

にもかかわらず、幸福度は変わってないんです。

所得が増えたのに幸福度が変わっていないというデータが出ました。

ということはお金と幸せの関係は大きくないと結論付けてもいいかも知れませんね。

 

 

テレビを見ても雑誌を見ても、広告が無いことはまずありません。

その広告で何が書かれているか?

新しい商品、新しいライフスタイル、新しい◎◎、

要は「もっと買え!!」と言ってます。

 

ここでセネカの言葉に戻りましょう。

【自分より幸せな人をねたましく思う限り、君はけっして幸せになれない】

新車に乗ってるお隣さんを見ても、新しいバッグを持った友達に会っても、張り合っちゃダメなんですね。

幸せになりたいのであれば。

 

もちろんあれが欲しい、これが欲しい、もっともっと欲しいとブルーハーツ的な物欲を否定はしません。

その物欲や願望をエネルギーに目標に向かうのもありだと思うので。

ただ、幸せになりたいのであれば人との比較ではない考え方のほうがいいですよと言う話です。

 

ブルーハーツの夢

ちなみに、あれが欲しい、これが欲しい、もっともっと欲しいとブルーハーツ的な物欲と言う言葉を使いました。

誰もが知ってる名曲の歌詞ですね。

【夢】と言う曲です。

ぜひ久しぶりに聞いてみてください。

 

そしてこの歌詞が深くてですね、たんに物欲がたくさんあるよと言うことじゃないんです。

歌詞を載せておきますね。

 

 

夢:THEブルーハーツ

『夢』
作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい

俺には夢がある 両手じゃ抱えきれない
俺には夢がある ドキドキするような
家から遠く離れても
なんとかやっていける
暗い夜に一人でも
夢見心地でいるよ

建前でも本音でも 本気でも嘘っぱちでも
限られた時間の中で 借り物の時間の中で
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

あれもしたい これもしたい
もっとしたい もっともっとしたい

俺には夢がある 毎晩育ててる
俺には夢がある 時々ビビってる
なんだかんだ言われたって
いい気になってるんだ
夢がかなうその日まで
夢見心地でいるよ

建前でも本音でも 本気でも嘘っぱちでも
限られた時間の中で 借り物の時間の中で
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい
あれもしたい これもしたい
もっとしたい もっともっとしたい

 

あれも欲しい、これも欲しい、もっともっと欲しい~~!けど、大事なのは本当の【夢】のほうだよねってことです。

サビの部分を見てください。

建前でも本音でも 本気でも嘘っぱちでも
限られた時間の中で 借り物の時間の中で
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

 

本物の夢を見るんです!!

その『夢』を得るためには大事なのはお金ですか?

その夢にも寄るかもしれませんが全てではないですよね。

お金よりも、自分の考え方やあり方の方がその夢をつかむには大事なんです。

 

幸福と同じなんですね。

偉大なバンドですね本当に。

 

後半の気になる部分①

それでは、ここからは下記の章の期になる部分をかいつまんでお伝えさせていただきます。

だいぶ長くなってきましたからね(^^;)

10 .幸福感を左右する脳内物質と遺伝子
11 .今この瞬間に集中し、そして自由に夢想する
12 .人は自分が思っているような人間になる
13 .幸福度と年齢の相関関係
14 .他者の存在なくして幸福はありえない
15 .幸せは伝染するものである
16 .個人の幸福と集団の幸福は切り離せない
17 .幸福の追求は不幸をもたらすのか
18 .絶えざる苦悩の合間のつかの間の幸せ
19 .ブッダとエピクテトスの微笑み(幸福への第一の道―欲望の転換)
20 .モンテーニュと荘子の笑い(幸福への第二の道―自然の流れに逆らわずに生きる)
21 .スピノザとアナンダマイ・マーの至福(幸福への第三の道―喜びに満ちた自己解放)

P83 幸福とはつまり相対的なもので、他の人々の幸福と密接な関係がある。→自分より不幸な人がいると幸せを感じやすい。

P93 幸福感や肯定的感情に影響を与えるホルモンの一つが、オキシトシンである。ストレスや不安もこのオキシトシンによって軽減される。

P97 自分の幸福に気付けるかどうかが、幸不幸を決める大きな要因となる。

P99 今この瞬間に注意を払う

P121 私たちの幸福は、他者との関係に依存するところが大きいのである。

P124 食べ物に欠かせない調味料が、ほんのわずかな量で足りるように、友人はほんの何人かいれば十分である。byアリストテレス

P126 他者の幸福のために尽力すると、自分もまた幸福になるという普遍的原則

 

幸福は衝撃波のようなもの

P131 幸福は伝染するものであり、自分が幸せであればあるほど、周囲の人たちを幸せにできる。

人生で大事なことは、他の人々のために自分の幸せを断念することではなく、世界をより良くするために何かをし、何かを取り組むことである。そして、自分の幸福を築き上げるために、他の人々の幸福を犠牲にしないことである。

 

ちょっとだけ補足を。

この幸福は伝染するというものも、きちんと科学的研究によって検証されている。

この科学的研究による検証って個人的に大好きです。エビデンスってやつですね。

 

ハーバード大学のニコラス・クリスタキス教授が20年間にわたり5,000人以上を対象に実験を行ってきました。

その調査結果によって分かったのは、

『幸せな友人が一人増えるごとに、私たちが幸せになる確率は9%づつ上がり、反対に不幸せな友人が一人増えるごとに私たちが蓄積した幸福量は7%づつ減少する』

なんです。

 

20年かけて5,000人を調べたんだから正しい可能性は高いです。

違う!というならその人は20年以上の時間と5000人以上のデータを集めて検証する必要があります!

 

とりあえず幸せは伝染するんですから、やることは二つです。

①あなた自身が幸せになりましょう→あなたの周りが幸せになる

②幸せな人と一緒にいましょう→さらにあなたも幸せになる

シンプルですね。

 

 

後半の気になる部分②

P145 人生で果たすべき義務はただ一つ、それは自分を幸せにすることでだ。

P147 手の届かない幸福を追い求めて不幸になる人が際立って多い

P150 『幸せでなければならい』という強迫概念や、あまりに完璧な幸福の追求は、かえって逆効果になる可能性がある。

目標を少しづつ高くしていき、階段を追って達成できるようにすること、そして時には手放すことを学び、人生の挫折や運不運を上手に受け入れながら、焦ることなく黙々と歩み続けること、それが幸せになるために身に着けるべき「生きる術」である。

 

P153 人間は、欲望の充足先を求めて駆けずり回る、永遠に満たされない存在なのである

P158 賢者は、世界を変えることより、むしろ自分を変えることに力を尽くす

P164 自分の力が及ぶものと及ばないものを見分けたうえで、自分を律することと逆境に耐えることである。

P173 ブッダが言うには、その原因は欲望、渇望、貪欲、執着にある。それらを捨てられない人間は、いたずらに生死を繰り返す苦しみの連鎖、つまり「輪廻(サンサーラ)」に引きずり込まれ、そこから抜け出すことができない。

P177 より良い人間になり、慈悲の心を高めようとする志や、善に向かって邁進しようとする強い思いは、高尚な欲求として積極的に勧めている

P180 人間の値打ちは、生まれや身分ではなく身にt付けた徳にある

 

 

後半の気になる部分③

P195 見る視点を増やすこと、視点をずらして見方を変えること、他者の立場に立って考えること

P196 自分にとってどれだけ正しいものでも、他の人にとっても正しいとは限らない

P198 自分自身の感覚や体験、自己観察から得たものを起点として考えること

P199 真の教育の狙いは、子供が判断力を身につけ、伸ばしていけるように教え導くことにある

P205 世界や社会を変革しようとするよりも、むしろ自分をよく知ったうえで、自己変革すべきだ

P209 この宇宙を貫く生命の絶え間ない流れは、相反する「陰」と「陽」の気によって生み出され、維持されている。

P213 よりよく生きるために大切なのは、理論的知識を学ぶことよりも人生経験を積み、心身の鍛錬を通して実践的な知恵を身につけることだ。

P236 ありのままの自分を正しく知り、何が自分に適しているかを見極めること

P239 個々人が自分にとって有益なもの、自分を幸せにするものを見つけ出すことは、同時に万人の幸福と公共生活の質の向上にも役立つ

P242 悪しき欲望と闘う最良の方法は、それよりも強い欲望を生じさせ、それと競合させることだ

P244 幸せであるためには、障害物や毒物を懸命に取り除くだけでは不十分で、生命の諸力の活性化に力を注ぐこともまた必要なのだ。

P261 苦しみというものを不幸と混同してはならない。人は苦しみを抱えていても、幸せを感じることができる。

苦しみは避けられなくても、不幸は避けられるものなのだ。

P262 人は誰でも例外なく苦しみを体験するが、それによって誰もが不幸せになるわけではない

P268 精神鍛錬とは要するに、生きる喜びの妨げになるものを、一つづつ取り去っていくことにほかならない。

 

まとめ

ちょっと長い記事になりましたが、大事なポイントをあらためて書きます。

「自分が幸せを感じるのはどういう時か?」を自問する

満ち足りた自分の状態を自覚する事が幸福感の増大につながる

まず進むべき道を見つけ、目指すべき目的と方向性を定め、そしてそこに意味を与える事が不可欠である。

より完全な幸福の追求には、各人の『知性』と『意志の力』が求められる

・幸福に関しての研究3つの要点
①幸せになりやすい(不幸になりやすい)遺伝的素質が存在する
②外的条件(居住地、経済状況など)は、人間の幸不幸に若干の影響を及ぼす
③自分の物の見方、考え方及び信念を修正することで、人は幸せになることができる

幸福は伝染するものであり、自分が幸せであればあるほど、周囲の人たちを幸せにできる。

誰もが幸せになれます。

大事なのは”あなた次第”ということです。

結論は、お金があれば幸せになれるわけではありません!

 

興味持たれた方は、ぜひ書籍を読んでてみてください。

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