アワジです(@awaji_yuta)
あなたは投資をされていますか?
そして勝っていますか?
もっと言えば、資産を100億円以上お持ちですか?
今回紹介する本はこちらです。
投資をやられていない方でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
cis(シス)さんという方です。
1979年3月生まれの減殺39歳で、なんと資産が230億円です!
元々お金持ちだったんでしょう?と言われる方もいるかもしれません。
スタートは300万円です。
「え、そんなもんなの?」
と思われた方もいるかと思います。
ぜひ、230億円を気づくヒントをつかまれてください。
目次
第1章 本能に克てねば投資に勝てない
第2章 相場は仮説を生み出した人が勝つ
第3章 勝つための一歩は場と自分を冷静に見ること
第4章 職業・トレード職人
第5章 投資に必要なスキルはゲームで磨いた
第6章 億万長者になれたのは2ちゃんねるのおかげ
第7章 これから株を始めるなら
付記 ギャンブルを制すものは株を制す
それでは各章の私が大事だと思う部分を見ていきたいと思います。
第1章 本能に克てねば投資に勝てない
まずトレードの大基本としてCISさんは言います。
基本は「順張り」
投資をされていない方がいるかもしれないので説明します。
「順張り」とは、トレンドと同じ方向へに取引を行うことを言います。
例えば、株の値段が上がってる時に買いを行う、もしくは株の値段が下がってる時に売りを行う事を「順張り」と言います。
シンプルですよね。
価格が上がってる→買いを入れる
価格が下がってる→売りを入れる
CISさんは、シンプルに今の価格を見て動くことを進めています。
買われたり売られたりを織り込んでいるのが今の相場ですからね。
マーケットの潮目に沿って行動するのが一番勝つ可能性が高いんだそうです。
上がっている株を買う。下がっている株は買わない。
買った株が下がったら売る。
順張りは、プロの投資家も多く利用する取引方法で、特に初心者が覚えるべき取引方法だと言われています。
参考にされてみてください。
CISの勝率
230億円も資産を気づいたCISさんは、きっとトレードもかなりの勝率だと思われていませんか?
私はそう思っていました。
書籍にはこう書かれていました。
3割
間違いじゃありません。
7割でも8割でもなく、ましてや5割ですらなくたったの3割です。
10回トレードをしたら7回も負けているんです。
どう思われますか?
そんなに負けているのに、なんで利益が残っているんだと不思議に思われませんか?
答えを言いますね。
負けている回数が多くても、それ以上に勝った時の利益額が大きいんです!
「リスクリワード」というやつですね。
負けはここでは損切りのことを指しています。
100円で買いをいれて、99円で決済すれば1円の負けです。
CISさんがすごいのは、ちょいちょい損切りをするんですが、勝った時は負けの10~20倍勝つこともあるんです。
あくまでも例えですが、100円で買って99円で損切りを7回すると1円の損切りを7回なので-7円。
逆に勝った時は110円とか120円で3回勝つので+30~60円になります。
小さな損を重ねながら、勝つときは大きな利益を得ようという発想ですね。
相場の世界では素人の負けパターンで言われる「コツコツドカン」というものがあります。
コツコツ小さく勝っていたのに、大きな負けで一気にドカンとやられると。
それを逆でいきましょうということです。
第2章 相場は仮説を生み出した人が勝つ
CISさんは言います。
あくまでも重視するのは実際に今買われているか、売られているかということだけ。
要は、ファンダメンタル要素はほぼ考慮しないということですね。
ジェイコム株誤発注事件の裏側
ジェイコム株ご発注事件を覚えてますか?
2005年にみずほ証券の担当者が、『61万円1株売り』というのを間違って『1円で61万株売り』と入力してしまったのです。
その際にいち早く購入し有名になったのが今回のCISさんと、BNFさんなどです。
もちろん買った方は他にもいたのですが、この二人は特に有名ですよね。
今回の書籍で初めて知った話なのですが、CISさんがこの事件で最初にやったのは「ご発注かどうかを確かめること」でした。
そして、購入の意思決定までかかった時間は約20秒。
そして10分後にはストップ高になり、まだ上がる気がしつつも全部売ったんです。
そして、すぐに任天堂とみずほ銀行の株を買いました。
なぜだと思いますか?
それは、勝ちを確定させるためなんです。
今回のような誤発注事件では取引をチャラにされることもあったらしく、その対策なんですね。
なので、CISさんは利益を伸ばすことよりも何よりも、利益を確実に自分のものにするためにジェイコムを売ってその利益で他の株を買ったんです。
私はこのエピソードを読んで、「頭いいなぁ~」と思わされました。
もちろん利益は増やしたい、けど「誤発注だからチャラね」って言われたら一円にもなりません。
その仮説に対して、すぐのジェイコム株売却と他の株を買うという対策を取りました。
CISさんは常にこのような」仮説を立ててシュミレーションしているそうです。
トレードのアイディアでもなんでも。
今回の誤発注事件でもそうなのですが、過去の事例を多く知っておくというのが有効なようです。
そうした過去の事例などをもとに、こうすれば儲かるのでは?というアイディアが思いつくんだそうです。
第3章 勝つための一歩は場と自分を冷静に見ること

頭の回転の良さを感じさせる資産230億円のCISさんも、当然負けていた時期がありました。
負けていた理由を一言で言うと、勝てないやり方だったということです。
具体的には、財務分析をし企業の価値を評価し割安な株を選び、評価が追いつくまで待つという戦術です。
バリュー株、ファンダメンタル投資というやつですね。
CISさんはこのやり方では勝てなかったようで、その理由を説明していくれています。
割安だという判断が主観に過ぎないのに、そこに気づいていなかった
ことです。
もちろん財務分析というきちんとした根拠があったものの、そういったものを織り込まれたものが現在の価格なんです。
さらに、財務なんてみんなが知っている情報ですから、それを見て割安だと思っていても優位性が無かったんですね。
CIS流の相場の学び方
どうやって勉強したのか気になりませんか?
だって230億円ですよ!
私も230億円欲しいですよ(笑)
どうやって勉強したんでしょうね?
何か特殊な勉強法があったのでしょうか?
書いてましたよ、「ただひたすら値動きを見た」そうです。。。
いやいや、何か特別な勉強法があったんでしょう?
コツとかノウハウを教えてよ!とあなたの声が聞こえてきます(笑)
はい、教えます。
「ただひたすら値動きを見た」
だそうです。。。
本人がそう言っているんだからそうなんです。
けど、イチローが毎日素振りをしたように、トレーダーはチャートを見ないといけません!
ひたすら値動きを見ることで、これからの上がるか下がるか見えてくるんです。
マーケットのことはマーケットでしか学べないんです!
学んでいきましょう♪
第4章 職業・トレード職人
CISさんはご自身のことを「トレード職人」と言います。
良いですね職人さん。
けどそんな和やか雰囲気の職人さんが言います。
「トレードというのはお金の奪い合いゲームである」
きゃぁ、怖い(><)
奪い合いですってよ奥様。
って冗談っぽく言ってますがその通りで、誰かの損が自分の利益であり、自分の損は誰かの利益になっているんです。
まさにゼロサムゲームです。
そんなCISさんは長期投資はやりません。
その理由はかなりシンプルです。
明日の株価もわからないで悩んでいるのに、半年ごとか一年後、さらには10年後の株価なんて予想できるわけがない!!と思っているから。
理由が明確ですよね。
けど確かにその通りで、世界の著名なアナリスト数百人の長期予想、成果率が50%前後だそうですから。
著名なアナリストでさえも半分の確率だと、長期はかなり当てずらそうというのが分かると思います。
第5章 投資に必要なスキルはゲームで磨いた

投資に必要なスキルはゲームで磨いたそうですよ。
あ、何が言いたいか分かります。
「嘘つけー!!」
ですよね(笑)
私もゲームで相場を学んだと言われても「へぇ~」くらいなんです。
だってゲームだし。
ゲームして230億稼げるんだったら、なんで俺は稼げてねーんだよ!とか思っちゃいますから。
けど、それを言っているのが結果を出しまくっているCISさんですからね。
信じますよ(笑)
ゲームから何を学んだのか?
具体的なところで言うと、ゲームのおかげでキーボードを早く叩けるようになり、そのおかげジェイコムでは数億円儲けたそうです。
書籍を読むと分かるのですが、ジェイコムの時も一瞬だったようです。
あれ、すごい売りが来てる、なんかおかしいぞ、
と思ってから買うまで数十秒で判断したと書いていましたから。
すごい勢いで発注、売却とやるのでタイピングスキル、判断力が必要だったんですね。
迷ってたら買えてなかったでしょうからね。
それに、確かに格闘ゲームとかで素早いスティックさばきとかそういうの学べますね。
麻雀からの学び
CISさんは株式投資以外にも様々なことをやってきています。
パチンコ、マージャン、ゲーム、ポーカー、ゲーム、
基本的に頭を使うゲームがお好きみたいですね。
腕前は麻雀の大会に参加して優勝するくらいの実力のようです。
やはり、麻雀やゲームの対戦相手の心理を読む、相場参加者の心理を読み解く、共通項がありそうです。
頭の回転はすぐにはマネできませんが、CISさんの行動ですぐにマネできることがありました。
それは、「聞く」です。
麻雀などで自分の知らない戦法を使う相手がいたら、なぜそれを切ったのか?などしつこく聞きまくったそうです。
そして、数学的に考えても絶対正しいだろうなと思う「即採用」して打ち筋を変えていったそうです。
これはこのやり方が一番!と固執していませんか?
●●先生に教わるのが絶対に一番!と思い込んでませんか?
▲■サロンに入りさえすれば脱社畜できるぞ!とか勘違いしていませんか?
数学的に考えても絶対正しいだろうなと思えたらですからね♪
第6章 億万長者になれたのは2ちゃんねるのおかげ
CISさんははっきりと明言しています。
勝てるようになったのは2ちゃんねるのオフ会に行ったおかげだと。
ちなみにその時のメンバーの一人は現在数百億、もう一人は数十億の資産をお持ちとのことです。。。
恐るべし2ちゃんねるオフ会(笑)
このオフ会での学び、勝てるようになったきっかけを書籍に書いていたので引用します。
割安とか割高とか、将来この会社は業績が伸びるはずだとか、そういった要素は自分が勝手に思い込んでいるに過ぎない。
勝っている人ほど、短期の動き、かつチャートや指数組み入れなどの理由がある株を買っていた。
「今ある優位性に張る」
そのオフ会をきっかけに、長期トレードをやめて値動きだけを見る短期トレードに変えた。
すると、それまで負け続けていたのがウソのように連戦連勝になった。
第7章 これから株を始めるなら
もうすでに株をやられている方はぜひ今までの内容を参考にされてみてください。
ご自身のトレードが230億円に近づくかもしれません(笑)
まだ株式投資なんてやったことがない!という方にCISさんはお勧めの方法を教えてくれています。
それは、、、、、、、、
そこはネタバレになってしまうので書籍をご参照ください(笑)
シンプルな方法です。
まずは、その方法で2000万くらいまで種銭を作れとアドバイスがありました。
チャイナショックで23億円
2015年8月に中国で減の対米ドル為替相場の切り下げがありました。
その結果、世界の相場が大混乱になり、それをチャイナショックと呼ばれています。
暴落の恐怖から相場は荒れました。
しかし、CISさんは23億円の利益を上げました。
違いは何なんでしょうか?
CISさんは言います。
恐怖を感じるときに人は視野が狭くなり短絡的な行動に走りがち。
場を冷静に見られているからこそ、僕はこうした大きな勝負ができる。
この23億円を稼いだときは、なんと飲み会の途中だったそうです(笑)
ちょっとトレードしてくる~みたいに仲間に伝えて、稼いでまた飲み会に戻ったそうです。
その時のお酒は最高だったでしょうね♪
23億勝った勝利の美酒、味わってみたいものです。
まとめ
まず、大前提としてこの方かなり賢いです。
知識量、頭の回転、並みじゃないです。
そのうえで相場が大好きなんですね。
とにかく勉強していますが、勉強を苦痛と一切感じていません。
楽しくてしょうがない、ゲームをやるのと株式投資をやるのが同じなんです。
仮説を立てて優位性があるところで勝負する。
大きな勝負に出るところでは大きくでる。
160億の資産のうち150億使うそうです。
93.75%です。
そういう勝負どころを見極められる、けど冷静に場を見られる。
けど、書籍にありましたが、頭がハゲるくらいストレスを感じたこともあるそうです。
株価が気になって夜中に目が覚めてしまったり。。。
そりゃ230億稼ぎます。
具体的なトレード手法というよりは、実際に稼いだ人のまさに哲学や歴史を学べます。
興味持たれた方はぜひ書籍を手に取られてみてください。
コメントを残す